IF THAT HAPPENS 離婚で家を売却することになったら

離婚で家を売却することになったら

夫婦で共同で築いた財産は
全て財産分与の対象

離婚をする際、夫婦で共同で築いた財産は全て財産分与の対象になります。
預金であれば1/2ずつ分配することはできますが、分割が難しいのが不動産です。
不動産を財産分与する方法としては、不動産を取得して相手方に代償金を支払う方法と、不動産を売却して公平に分配する方法が一般的です。

では、不動産を売却する際に、何が必要なのか、知っておくべきことを確認しましょう。

CHECK 不動産売却の前に
確認しておくこと

その不動産は「共有財産」or「特有財産」?

その不動産は
「共有財産」or「特有財産」?

財産分与の対象は「共有財産」です。
共有財産とは、夫婦が婚姻期間に共同して形成した資産のことで、夫婦のどちらかの名義になっているものも対象になります。
一方、「特有財産」は、婚姻前から個人で所有していた財産や、婚姻前から夫婦のどちらかが自分の名義で相続や贈与により取得した財産のことで、夫婦が共同して形成した財産ではないため、財産分与の対象にはなりません。

不動産の名義人はどちらですか?

不動産の名義人はどちらですか?

自宅不動産の売却手続きは名義人しか行えませんので、まずは自宅不動産の名義人が夫または妻の単独名義か、夫婦の共有名義か不動産登記簿謄本で確認ください。
なお、夫婦共有名義の場合、自宅不動産の売却には双方の合意が必要です。

住宅ローンの残高確認

住宅ローンの残高確認

自宅不動産の「価格」が住宅ローン残高を上回っていれば、売却して得たお金で住宅ローンを完済し、残ったお金は財産分与できますので、まずは住宅ローン残高を以下の方法で確認しましょう。

  • 借入金融機関のウェブサイト
  • 借入金融機関から毎年郵送される残高証明書
  • 借入金融機関から発行される返済予定表
不動産の価値はどのぐらい?

不動産の価値はどのぐらい?

所有する物件がどのくらいの価格で売却できるのか、目安を知るためには不動産査定を受ける必要があります。
ネットやAIで手軽に査定することもできますが、あくまで簡易査定です。I'm For You では、精度の高い査定結果が得られる訪問査定を行っています。
また、依頼者のニーズに合わせて、不動産鑑定士による査定も行っています。不動産鑑定士による鑑定評価書は法的な効力があるため、持ち家の評価方法でトラブルに発展するリスクを低くすることができます。ぜひご相談ください。

TIMING 不動産売却のタイミング

売却活動をスムーズに行うためには、
「離婚成立前」の売却がおすすめです

「離婚成立前」の売却がおすすめです

一般的に自宅不動産の売却活動は3か月から半年程度の時間が必要で、その売却活動の期間中は、相手方との蜜な連絡を取る必要があるため、万一、離婚成立後、元配偶者との連絡が取りにくい場合、売却活動が停滞してしまう恐れがありますので、夫婦共有名義の不動産売却時は、離婚成立前に売却手続きをすることをお勧めいたします。

夫や妻の単独名義の場合

離婚成立前の売却がお勧めです。
離婚成立前に配分方法などの取り決めを行ってから自宅不動産を売却し、離婚成立後に公平な分配を受けないと、離婚成立後、単独名義人が勝手に自宅不動産を売却して分配金を持ち逃げする事態も想定できますのでご注意ください。

STEP 不動産売却の流れ

  • 売却相談

    売却相談

    どのような物件を売却したいかをご相談ください。この時、所有不動産の物件概要書や登記事項証明書等の書類があると話が進みやすいです。

  • 媒介契約を結ぶ

    媒介契約を結ぶ

    売却時期や希望価格、活動方法、仲介手数料等の条件についてご納得いただいた後、契約を取り交わします。

  • 販売活動を開始する

    販売活動を開始する

    販売活動を開始し、問い合わせがあれば買主へ物件の案内や説明を行います。

  • 売買契約を締結する

    売買契約を締結する

    買主が決定したら「買主側の住宅ローン事前審査」と「物件の最終調査」を行い、特に問題が無ければ不動産売買契約を結びます。

  • 契約後の引き渡し・決済

    契約後の引き渡し・決済

    売主・買主・不動産会社・金融機関の担当者を交えて決済が完了したら、同日のうちに不動産の引渡しが行われます。

POINT 離婚に伴う不動産は
I’mForYouにお任せください

お客様が新たなスタートを気持ちよく切れるように、私たちが徹底的にサポート致します。
離婚に伴う不動産売却でお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

POINT 01

プライバシーの配慮

プライバシーの配慮

離婚に伴う不動産売却は様々なご事情があると思います。ご売却物件の調査・査定時に知りえたお客様の個人情報は守秘義務に基づき固く厳守いたします。 

POINT 02

各専門家と連携

各専門家と連携

弁護士、税理士、司法書士、不動産鑑定士の各専門分野の士業と連携し、不動産トラブルに対して適切なアドバイスやサポートを提供しています。

POINT 03

選べる相談方法

選べる相談方法

ご都合に合わせて、ご訪問・お電話・メール・オンラインからご相談方法をお選びいただけます。

VOICE お客様の声

マンション

クリオ新子安六番館

クリオ新子安六番館

「競売問題の解決」

金融機関から一括返済を求められたことでお困りのご相談です。
住宅ローンの返済が滞り、金融機関から競売予告通知が届き、早急な売却が必要な状況でした。
弊社にご相談いただいてからは、まず、ご本人様に代理人弁護士を選任していただき、その代理人と金融機関との話し合いをしている期間において、最短1週間で契約、さらに契約から最短lか月で決済できたことで、無事に金融機関への一括返済も終わり、全ての問題が解消されました。

お客様の声

東京都 T・U様

マンション

日暮里シティフォルム

日暮里シティフォルム

「不動産売却後に離婚成立」

離婚自体には合意しているのに、共有不動産の売却方法で意見が折り合わないため、離婚協議を進展させられないとお困りの相談です。
夫婦双方が自分の選定する不動産会社に売却させるべきと主張し続け、一歩も引かない姿勢を示していたため、ご相談を受けた弊社が簡易査定を行った結果、不動産会社の査定額があまりにも高額だったことから、事情を確認したところ、不動産会社が媒介契約ほしさに資定をしていたことが明らかになりました。
これを受け、お客様に離婚と不動産に精通する弁護士を選任していただき、この弁護士から、入札によって最も高値をつけた者に共有不動産を売却することが、相手方にとっても利益になると説得した結果、相手方も納得して入札手続が行われ、弊社が仲介した買取業者が最高値をつけて落札したことにより、依頼者相手方の双方が納得する形で共有不動産の売却に成功し、その後の離婚協議も円満に解決することができました。

お客様の声

東京都 Y・M様